大槻 武志のプロフィール

どんな想いも、住まいの形へ

一級建築士

大槻 武志

設計とは、お客様の想いを「図面」に置き換えるだけの仕事ではありません。
そこに暮らす人の“これからの人生”を預かる責任がある——
その感覚を、私はいつも胸に置いています。

どれだけ要望が多くても、難題であっても、必ず最適解を探し出す。
そんな姿勢で一つひとつの住まいと向き合っています。

気づけばずっと、ものづくりに心が動いてきました。
建築の道を選んだのも、「自分の手で誰かの暮らしを良くしたい」と思ったのが理由です。

設計士として最も嬉しい瞬間は、完成した家に伺ったときにいただく
「住みやすいです」「気に入っています」「ありがとう」
その一言。
図面の線にすぎなかったものが“日々の生活の舞台”として息づいている。
その喜びはいつも新鮮です。

私が設計で大切にしているのは、
たとえ要望が多くても、制約が厳しくても、安易に「無理です」とは言わないこと。

実際、20回以上打ち合わせを重ねて理想の家を形にしたこともあります。
他社に断られたプランでも、工夫と技術で実現できたときの達成感は格別です。



打ち合わせではまず、
「どんな家に住みたいのか」
「どんな生活がしたいのか」
その核心を丁寧に聞き出します。
そこに答えがない限り、本当に“その人のための住まい”はつくれないからです。

普段はゲームや映画で感性を休めたり、世界観を眺めて建築のヒントを得ることもあります。
ジムで体を動かし、しっかり寝ることで、次また良い設計ができる。
そんなサイクルを大事にしています。

家づくりは、要望をたくさんぶつけていいと思っています。
妥協しないで、自分たちらしい暮らしを手に入れてほしい。
私はそのこだわりを、正面から受け止める設計士でありたいと思っています。

“機能性・デザイン性・使いやすい間取り、その全部が揃ってこそ良い家。”
そう信じて、これからも一つひとつの住まいに真摯に向き合っていきます。