長年にわたり、私は600件を超える新築住宅の計画に携わってきました。
ひとつとして同じ家はなく、土地の条件、ご家族の価値観、街並みの個性——
そのすべてが家づくりの答えを変えていきます。
この変化と複雑さに真正面から向き合い続けてきた経験こそが、
現在の私の判断基準の核となっています。
開発コンサル部 部長として意識しているのは、
“優先順位を見誤らないこと” です。
住まいづくりは、願望だけでも、効率だけでも成り立ちません。
お客様が本当に大切にしたいものは何か。
その上で、どこにリソースを投じ、何を削ぎ落とすべきか。
多方面に散らばる条件を整理し、最善の道筋を提示することが、
プロとしての責務だと考えています。
私の強みは、単一領域ではなく、
新築提案・分譲開発・建築デザイン・不動産全般 を一気通貫で見渡せる点です。
土地の価値を見極め、最適なプランを描き、
街並みに調和するデザインへと落とし込む——。
開発から建築・不動産までを一体として捉えることで、
“理想と現実を橋渡しする提案” が可能になります。
プライベートでは庭づくりと海外旅行を楽しんでいます。
自然の営みや異文化の空気に触れることは、
思考を一度リセットし、新たな視点をもたらしてくれます。
こうした体験が、仕事における柔軟な発想や着眼点に繋がっています。
住まいとは、ただの箱ではなく、
そこに暮らす人々の未来を託す“基盤”です。
だからこそ、私は常に誠実でありたい。
制約の中に最善を見つけ、
期待を超える価値へと昇華していくことを使命としてきました。
これまでの経験を、
次に出会うご家族の「理想の一軒」のために——。
これからも、変わらず真摯に向き合い続けていきます。